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臨時総会の報告
◎ 開催日時  7月15日(日)  10時から12時まで
◎ 場所    直方市中央公民館 2階第一学習室
◎ 出席者   25名(うち障がい者 4名、子ども 2名)  
今月は山登り例会を中止して、先月起きた事故の反省を踏まえ、今後の対策を検討したく臨時総会を開きました。
台風4号のために雨が降って、足元の悪い中、思いがけない25人もの参加があり、皆さんそれぞれに「やまぼうしの会」に 愛着があるのだなと嬉しく思いました。
2時間の会議時間では全ての議事がまとまりませんでした。次回に意見を取りまとめたいと思います。
以下、会議ででた議事を箇条書きにします。

  
1.救急講習をする。
2.サポートガイドの勉強会をする。
  *街中でのガイドサポートの基本はありますが、山登りに関しては
   全国的な基本的なマニュアルはありません。会ではマニュアルを
   作っていますが、まだまだしっかりしたマニュアルとはいえませ
   ん。会員それぞれが試行錯誤をしながら、その時々の状況に応じ
   てベストを尽くしています。
   しかし、会において一応の基準としてのサポートの仕方を決める
   べきだとの意見がありました。
   いろいろの方法を試してみて、勉強をしながら皆さんと基本的な
   方法を求めて行きたいと思います。
3.山行時の先頭と最後尾に責任者を置く事を徹底する。
  *参加者が多い場合は中間にも責任者を置く。
  *先頭・最後尾の責任者より後先には出ないよう行動する。特に子
   どもに注意する。
  *隊列が離れすぎないように声を掛け合う。(トイレに行く時は必
   ず誰かに知らせ列を離れる事)
  *怪我などの緊急事態が起きた場合は隊を分割しそれぞれに責任者
   を置き、携帯電話などで緊密に連絡を取り合う。
4.山ではアルコールを禁止すべきでは?
  *運転手はもちろん禁止ですが、その他の方は自分の体調、および
   山の状態などを考え缶ビール1本(350cc)程度まで可とする。
5.山でのトイレタイムは?
  *今までは下見の時に登山口でのトイレの有無を調べ、現地に無い
   場合は近くのコンビニなどを利用していますが、山中でのトイレ
   は自己管理としています。
   夏場は特に水分補給が必要です。トイレを気にして水分を取らな
   いようなことはしないようにし、熱中症にならないようにしまし
   ょう。
   男性の場合は特に問題はありませんが、女性、特に目の不自由な
   方に対しては適切な場所選びが必要です。皆で協力してください。
   ティッシュペーパーを放置するのは禁止です。ポケットに小さな
   ビニール袋を入れておき、各自持ち帰りをして下さい。(ティッ
   シュペーパーは水に溶けにくく何時までも残ります。美的にも環
   境にも良くありません。)
6.山行計画を立てる場合に高山をいれず、低山のなだらかな山だけに
  する事は出来ないか?(安全のためと多くの参加者を募る事が出来
  る)
  *この議案は採決をとる時間がありませんでした。次回例会の時に
   皆さんの意見を具体的に聞きたいと思います。
  *現在の山行計画は、全然山に登れない方、ハイキング程度歩ける
   方、高山を登れる方と三者に分けて計画を配分しています。
  *障がい者の方の中にはもっと高い山へ登りたいと意欲を持ち、そ
   のような要望もあります。(久住山・霧島など)
   下見の時に一つのコースだけでなく、車やケーブルなどを使える
   短縮コースなども調べ、体力のない方はそちらのコースを使う計
   画も立てますが、現実にはなかなかその様に両立する山は多くあ
   りません。
7.会に救急用具を2〜3用意し、分散して持ってもらう。
  *山行時には必ずひとつは持って登る。
8.見舞金について
  *例会時において会員本人が怪我をした場合
   入院 5000円  通院 3000円 とする。
9.事故再発防止案として
  *前日の雨の強弱と当日の降水確率50%以上の場合は例会中止と
   する。この議案も採決を取っていません。
   次回に持ち越します。


  
執行部よりの提案

会員の中より、事故が起こった後の対応も重要だが、その前のガイドおよびサポート方法について、十分な検討がなされていなかったと いう指摘をうけました。

先年、「サポートはロープを使って行い前後にサポーターをつける。」これを、会のサポートマニュアルの基本とする。と、総会に おいて承認をうけています。

が、会員の古野さんが造ってくれた見本のロープを例会で使って意見をだしあおうなどと、うやむやになり、手ひき、リュックの ひもの利用、個々によるロープの使用などが現実です。さすがに前後にはサポートがつくようになりました。

マニュアルがあまりにも抽象的すぎて会員の皆様にもとまどいが多いのでは思います。つきましては、ロープはどんな種類を どのように使い、また、前後のサポータの役割等、具体的な「たたき台」を作って、皆で実践する勉強会を持ちたいと思います。
  
                   報告者 会長 井上富恵  


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