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新立山登山の集合写真
新立山登山(326m)
・日時 平成26年 6月 8日
・参加者 11名
(うち障がい者3名、子ども0名)
・天候 曇り
・コース 直方・国土交通省下河川敷駐車場 9:00 →
宗像市・ショップにんじん駐車場 9:45 →
登山開始 10:05 →
新立山山頂(昼食 11:30〜12:45) →
ショップにんじん駐車場 14:00  →直方
梅雨入りしたのが6月に入ってすぐ。南九州から四国以東では激しい雨が降り続いているのに、幸い北部九州は大した雨にも降られず、今日の天気予報も「くもり、 ところにより雨」。しかし、登山口近くの駐車場に向かう途中、車のフロントガラスを一時弱い雨が濡らして、何?この辺がその「ところ」ってわけ?ちょっぴり不吉な 思いが頭をかすめました。

駐車場に着いてみると雨らしい雰囲気はなく、そんな心配はまったくの杞憂でした。登山支度を整えながらも、みんなの明るい笑い声が早くも全開。ちょうど地域のごみ拾いと、それに続く ジャガイモ掘りの行事と重なったようで、騒々しいばかりでした。「ジュースを受け取っていない方は、早くおいでください」。そんなスピーカーの声に、あなたはつい 足が向きかけませんでしたか?

そんな喧騒に見送られて、山頂を目指して出発です。歩き始めは田園地帯を抜け、ほどなくして山道に入ります。樹林の中の道は曇り空のせいもあり、薄暗い。 風はほとんどなく、空気もジメジメ。いきなり汗が噴き出してきます。そんな中、いつものように女性軍はにぎやか。彼女たちのいわく、「お姫様ひとりに従う腰元たち」の 図です。口ばかりでなく足の方も快調で、後続する男性軍をどんどん引き離していきます。「もっとゆっくりでいいよ」。ペースを抑えるのに苦労するくらいでした。 やはり、いつになっても「女は強し」ですね。なんといっても「生みの苦しみを知っているから」・・・そんな思い出話も彼女たちの口から出ておりました。

ときどき給水のためにひと休み。配られた飴玉も口に含んで、甘さにちょっぴり生き返った気分でした。風とも呼べないような「かすかな空気の動き」が、ほてった身体を ほんのり冷やし、まさに極上のそよ風のようにも錯覚しました。なにもないときは、こんなわずかな自然の恵みもありがたく感じるものですね。

山道の遠くは白くかすんで定かに見えない。ときどき風に揺れた木の葉から落ちるらしく、水滴が頬を打つ。そのたびに「降り出したかな」と心配しつつ、歩くこと 約1時間半。猫のひたいほどの広場を抜け、最初にして最後といっていい難所、少々急な石段を上りきると、そこが山頂でした。まず新立山のやや質素な標識が迎えてくれ、 その先わずかのところに、「権現山」と書かれた石造りのりっぱな標識が鎮座しています。この山はそんな二つ名を持つ、おもしろい山です。どういういきさつがあるか わかりませんが、その謎を知りたい気もします。

山頂はあじさいの花でいっぱいでした。まだちょっと色づきたりないのが残念でしたが。それでも、もやに煙った下界の風景とあいまって、これぞ雨の季節の山登りの風情 でした。もっとも「花より団子」の皆さんは、そんな感傷にひたる間もなく、さっそく昼食の支度にとりかかったようですが。涼しい風も吹き抜けて、いっそうおいしい 食事となりました。食事中、秋の一泊旅行の説明もありました。たくさん参加してくださいね。

1時少し前になり、下山開始。下りはやや遠回りながらも、道もよく鼻歌気分でと思っておりました。それが、それが。上りだけでなく、下りも赤土の滑りやすいところが ありました。下見のときはあまり意識しなかったんですが。まだ見方が甘い、反省、反省です。幸いだれも滑ることなく、ふもとにたどりつき、ほっとひといきつきました。

1年でもっとも雨で流れやすい時期の例会でしたが、1週早めたおかげかどうか、ちょっぴりやきもきしながらも、無事に終えることができました。来月は夏休みで お休み。盛夏の8月、水辺の例会でまたお会いしましょう。
青々した田んぼ道からスタートです 男性陣をどんどん引き離して 暑い、ここらでちょっとひと休み
これだけ人がつけば安心ですねえ 霧に煙る山道を進む ハーイ、山頂に到着しましたよ
さっそく昼食の準備にとりかかります さあ食べよう腹が減っては戦はできぬ 何がおかしいんでしょう、この人たち
今日最大の難所、一歩一歩慎重に この下り道には気を使いました 最後は散歩気分で歩ける道でした
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