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鷹取山集合写真
鷹取山登山(633m)
・日時 平成24年10月16日
・参加者 15名
(うち障がい者2名、子ども0名)
・天候 晴れ
・コース 鳥野神社横駐車場(9:00) → 登山口(9:45) →
大塔分かれ(10:30) → 薙野小屋(10:40)→
上野越え(12:10)→ 鷹取山山頂(12:40〜13:45) →
薙野小屋(15:10)→ 堰堤駐車場(16:10) → 解散
どういうわけか今年の例会は雨に好かれてしまって・・・。今月も前々日にまとまった雨、どうなることやらと心配しました。しかしそれも杞憂で、当日は気持ちのよい晴天に 恵まれました。4月以来、実に半年ぶりの山登り例会ということになります。

集合場所の内ケ磯・鳥野神社横の駐車場に着いてびっくり。ほとんど満車状態でした。先着した香川さんたちの情報では、登山口は駐車場はもちろん道路わきも車でいっぱいとのこと。好天の 日曜日とあって、登山者であふれているようです。やむなく少し登山口から遠いけれど、ダムのえん堤そばの駐車場に車を停めることにしました。準備体操をすませ、いざ、 福智山を目ざして出発です。

大小の石が露出した不規則な段差、ゴロ石、むき出しの木の根。加えて急な登り。登山口から薙野小屋、上野越えまでの道はいつもながら歩きにくい。視覚に障害を持つ方、とくに全盲の 方にはきびしいコースです。それでも二人とも頑張って山頂をめざしました。ガイドの皆さんも大奮闘。風がやみ額から汗が噴出すと、図師式人間扇風機、ウチワが活躍する 風景もみられました。

適当に休憩を取りながら登って、上野越えにたどりついたとき、時計は12時を10分ばかり過ぎていました。このまま福智山を目ざすのは時間的に無理ということで、目的を 鷹取山に変更しました。那須さんはこの福智山断念を我が責任のように、気にされていましたがそんなことはありませんよ。

登る前の駐車場騒ぎ(?)で登り始めが遅れ、加えて歩きにくい登山路に、時間を食われてしまいました。大塔別れまでは林道を歩けば時間の節約になったかな、これは後知恵です。そもそも 年間計画では上野・反射板まで車で登って、そこから福智山を目ざすことになっていました。それが車が進入禁止になっての今回のコース変更。反射板から登っておれば、 たぶん間違いなしに、福智山の山頂をきわめられたはずと思うと残念です。例会前から、時間的にきびしいので状況によっては鷹取山への行き先変更があるかもと、役員の間では 話していましたが、不幸にも的中してしまいました。

鷹取山の山頂は秋の日差しと、心地よい風が吹きぬけ快適でした。山頂ではあたたかい味噌汁が待っていました。自宅で作ったきた副食の差し入れ。手間ひまかけた栗の渋皮煮。 味噌汁の準備をして下さった方、みんなみんなありがとうございました。おいしかったですよ。

ゆっくり、思い思いにくつろいだあと、那須さんが母校の校歌をかわいらしい声で歌ってくれました。本当は福智山の山頂で歌いたかったですね。その日が必ずくることを 私たちも願っています。

例会を終わって思うに、今回もにぎやかで笑い声の絶えることのない楽しい1日でした。その中心にいたのは、もちろん図師さん。山頂で那須さんが紹介してくれた ことばのように、「あなたがそばにいるだけで、まわりが明るく」なります。これからも、やまぼうしのよきムードメーカーであってください。でも、笑いすぎて顔のシワが 何本か増えてしまった方はいらっしゃいませんか?

下山後、那須さんから電話がありました。皆さんひとりひとりにお礼をいえなかったのが心残りとのこと。本欄を通じて彼女のお気持ちをお伝えしておきます。
福智山目ざして、さあ出発 フーッ、えらい急な登りじゃのう ご覧あれが竜飛岬、いや薙野小屋
ウチワであおぐが、風はいずこへ 一歩一歩、山頂を目指して 笑顔いっぱい、クマザサの道を行く
薄暗い林を抜けると山頂だった きつかった山道を表情が物語る 味噌汁を作ってお待ちかねです
幼き日の記憶とともに校歌を歌う 下りは滑らないよう気を使いました もうすぐ薙野小屋、あとは楽勝です
山登り、それは我が青春 藤春 久博
午前9時30分頃、福智山ダム堰堤駐車場を、視覚障害者2名を含む総員15名で、福智山を目ざして出発しました。出発してすぐにサポターさんが、いちじくの実を私に 手渡してくれました。「ガブリ!」、食べてみるとそれはそれは苦くて、すぐに吐き出してしまいました。

これより山道に入り、サア登山開始です。久し振りの山登りで私の心は弾んでいました。小川のせせらぎを聞きながら登っていくと、10時30分ころ大任分かれに到着。 近くから聞こえる滝の音が、心の中のモヤモヤや嫌なことを洗い流してくれました。私の前後について下さったサポーターさんの指示に従って、登っているとすぐに東屋に 着きました。リュックを下ろし、飴玉やお茶を飲みました。10分くらい休憩して出発です。

上野越えに着いたとき、もう12時を少し回っていました。急遽福智山から鷹取山に変更になり、私のサポーターさんも代わりました。鷹取山をめざして尾根伝いに歩いて いると、熊笹が私の足にサラサラと触れます。その感触から、20代の視力がある時代に、友達と福智山に登った頃を思い出して、心が熱くなりました。

12時20分頃鷹取山の頂上に着きました。そこはお城の跡で山頂は広々としています。昼食は弁当の他に味噌汁、りんご、栗、コーヒーを頂きまして、私は大満足でした。 山頂からは尺岳、福智山、直方、田川方面が見えます。秋の山はどういうわけか、小鳥の声が聞こえず、時々カラスの声が聞こえる程度でした。

13時40分山頂を下り始めました。下り道は雨上がりのため少し足元が悪く、私も2〜3回程度尻餅をつきそうになりました。大任分かれを通り、16時10分駐車場に 帰り着きました。

私は福智山には若い頃何回も登りましたが、鷹取山は初めてでした。お城の跡が広く天気も良く、最高の山登りでした。
山は私の疲れた心と体を癒してくれます。
山登りは私にとって青春です。
やまぼうしの皆さんいろんな山に誘っていただきまして、有難うございます。これれからも末永くよろしくお願いします。
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