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(004) 「やまぼうしの会」の活動が毎日新聞で紹介されました。(2005.10.18)

 「やまぼうしの会」の活動が10月18日付け毎日新聞の筑豊版で紹介されました。
 これは10月例会の福智山登山に、毎日新聞記者の古賀さんにも参加してもらい、活動の内容を体験していただき、例会後に何人かがインタビューを受けたうえで、記事にされたものです。

   紹介記事の本文(原文のまま)と、それをスキャナーでコピーしたものを以下に掲載します。
 

 障害者の登山を支援するボランティア「やまぼうしの会」(井上富恵会長)が16日、直方、北九州両市にまたがる福智山(標高901メートル)に登り、視覚障害者2人と会員18人が深まり行く秋の1日を満喫した。
 同会は毎月1回、障害者の参加を募り筑豊近辺の山を登っている。この日は直方市の福智山ダムルートで登山。視覚障害者は前を歩くガイド役会員のリュックか腕をつかみ「前に木があります」「赤土なので滑る。足先に力を入れて」などとアドバイスを受けながら登った。
 ガイド役は休憩の度に替わり、みんなでパ・リーグプレーオフや家族の近況などを話しながら頂上を目指した。出発から2時間40分、秋風がススキを揺らす頂上で缶ビールの乾杯。豚汁を作り、持ち寄ったクリご飯やぜんざいに舌鼓を打った。
 3度目の福智山だった直方市頓野、はりきゅう・マッサージ師、高松久さん(50)は「鳥のさえずりや風に四季を感じるので登山は楽しい。頂上でプシュッと缶ビールを開ける時が最高」。昨年11月からほぼ毎月参加の稲築町山野、同、藤春久博さん(61)は「35歳で全盲になるまでは、福智山などによく登った。当時を思い出し青春を取り戻している」と笑った。
 会は、直方市で点訳ボランティアをする井上会長らが99年7月に結成。井上会長が山登り仲間などに呼び掛け、35〜67歳まで50人の会員が集まった。県内の山だけでなく、2年に1度は久住山や阿蘇にも。視覚障害者11人、肢体不自由者、知的障害者1人ずつが山の難易度によって参加している。
 井上会長は「単に登るより1.5倍は時間がかかるけれど、花や木の実を見つけては説明したり、会員も登山を楽しんでいる」と話す。
 福祉と登山に興味のある会員募集中。登山できる体力のある障害者にも体験参加を勧める。問い合わせは井上会長(0947・28・5391)。   【古賀亮至】
 






 
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