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4月例会予定 白山 (319m)  

3月例会の牛斬山は、好天にも恵まれ、気持ちのいい山登りとなりました。幸先のいい1年の始まりになったと思います。
白山は2年前に行った「ふれあいの森総合公園」の手前にある山です。山としては何の変哲もない山ですが、さまざまな歴史に彩られた山です。

この山は武士の時代が始まる直前、宗像氏国が作った山城、白山城の城跡です。山頂部が本丸・二の丸跡で、その近くに郭(くるわ)、尾根筋には竪堀跡が現存して います。また後に足利幕府を開く足利尊氏が、京での戦いに敗れ九州に落ちた際、この城に迎えられました。ここで軍勢をととのえ、香椎の多々良浜で天皇方の菊池氏らを 奇跡的に破り、その勢いを取り戻し、再度の京都制圧につながったと伝わります。

この山のふもとにある山田地蔵尊増福院下の登山口から山頂をめざします。山道を一歩入れば、もうそこは白山城の一部です。標高は319mと低く、皆さんなら 鼻歌気分で登れそうに思えます。ところがどうして、山道に入ったとたんに急な上りとなります。ときどきやや緩やかにはなりますが、ほとんどが急坂の直登です。 とくにルートの終盤近くにはロープ場の長い急登が待っています。山道全体で息も上がるでしょうから、頻繁に休憩を挟みながら山頂をめざしましょう。坂が急な分、歩く 距離も短いですから、1時間半もすれば十分山頂に着きますよ。

白山城の本丸跡でもある山頂は広々としています。ただ林の中でほとんど日差しがありません。気温や風によっては、やや肌寒く感じるかもしれません。ここで昼食と しましょう。山頂からは2年前に登った新立山や城山、眼下には宗像市街が広がっています。また反対側には玄界灘が望めます。

下りは登ったルートを折り返します。下りとはいえ急坂ですから、やはり膝や足に負担がかかることでしょう。ロープ場ではしっかりロープをつかんで下りましょう。 支柱もしっかりあるし、ロープにも握り目も作ってありますから、頼りになりますよ。ゆっくり下りても1時間少々でふもとに帰りつけるでしょう。

距離は短いけれど、瞬間風速的にはきつい山といえるでしょう。5月の福智山登山のいい足慣らしになるのではないでしょうか。  

期日 4月17日 (日)  (雨天中止)
集合
直方・国土交通省下河川敷駐車場 9:00am
(注意)
これまで上記駐車場へは勘六橋東側たもとの取りつけ道路から入っていました。現在、同橋の架け替え工事のため、この道が使えません。
このため、東勘六橋の西側たもとから入る仮説道路ができています。ここから入って下さい。距離にして50mばかり東です。
路側上部に〔→直方水辺館、直方河川敷公園〕の標識があります。
行程
直方 9:10 → 山田地蔵尊増福院駐車場 10:00 →
登山開始 10:15 → 山頂・昼食(11:45〜13:00)→
下山開始 13:10 → 田地蔵尊増福院駐車場 14:15 →
直方 15:00
参加費
700円
 
参加締切
4月11日(月) 
会員の皆さんから担当役員に連絡をお願いします。
当日までに連絡のない方は不参加とみなし、こちらから確認はしません。
持ってくるものなど
昼食時に、中華スープを準備します。白湯を持ってこられる方は、よろしくお願いします。
弁当、飲み物、マイ・コップ、マイ・オワンも忘れないように。
白山の鳥瞰図
        
白山の登山ルート図  
 

 
ルートの標高推移図
ここが登山口、正面に増福院 いきなりの急な上りはこたえる 階段の上りもけっこうきつい
眼下に宗像の市街地が広がる 少しだけややゆるやかな上りも ゆっくり登ろう、急なロープ場
郭跡を通過、山頂は近い 広い山頂、白山城の本丸跡です 山頂から望む、城山と新立山
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