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4月例会予定 石峰山 (302.4m)  

石峰山は若松半島の背骨をなす山並みの山のひとつです。平成16年以来の再訪ですから、実に15年ぶりということになります。当時とは大幅にメンバー が変わりましたね。今回が初めてとなる方も多いようです。

登山開始は、標高124mの高塔山山頂にある高塔山公園からです。高塔山公園は、アジサイの名所として知られていますが、カッパ封じの地蔵尊や展望台などもあります。 展望台からは、若戸大橋を挟んで若松や戸畑の街並み、また皿倉山や響灘なども望めます。下山後、時間が許せば、この公園を少し散歩してもいいですね。

登りはじめてまず仏舎利塔に寄っていきましょう。昭和32年、当時のインド・ネール首相から寄進されたそうです。仏舎利塔の横を抜け急坂を下ると、まだこのあたりは 市街地のはずれ。すぐ近くの霊園の横のゆるい舗装された坂を登って木立の中に入り、ここからほどなく本格的な山道になります。この道は玄海自然歩道と名づけられて います。コース全体を通して、道幅も広くゴロ石の箇所も少なく歩きやすいと思います。もちろん、そこは山道ですから、慎重に足を踏み出さないといけないところも あります。

コースのほぼ中間点、NTT電波中継塔までは緩やかな上りです。そこから藤の木わかれの鞍部まで下り坂が続きます。ここまでは多分、鼻歌気分で歩けることでしょう。 しかしここから先は、山頂まで上り道が続きます。ちょっと性根を入れてかからないといけませんよ。登山者への激励の意味もあるのでしょうか、標識のようなものも木に かかっていました。

「健康峠」の標識、「あなたが健康だから、こんな坂も登れるんですよ」ということでしょうか。横には禅問答のようなおもしろいことばを書いた板もぶらさがっていました。

極めつけは山頂近くの急坂です。その上、大小の岩が露出しています。誰が巻きつけたか、「アゴニー坂」と書いた紙が木に巻きつけてありました。アゴニー(Agony)は 英語で「苦痛」ということ。まさに苦しい坂です。アゴニーと「アゴを出す」の語呂が似ているので、借用されたようですが。これを登りきるとすぐ山頂ですから、あと 「ひとがんばり」しましょう。息が上がったら、ちょこちょこ休憩もしながら。

山頂は広い平地で「日当たり」も抜群です。この時期ですから、春の日差しを浴びながら、おいしい昼食時間となりそうです。山頂の標識がある場所からの眺望は ありませんが、広場のはしからは洞海湾と工場群、その向こうに皿倉山が見渡せます。

下山は山頂近くの急な下りを慎重に下れば、あとはそれほど問題になるところはないと思います。春の一日、気持ちのいい汗をかきながらの山歩きを、存分に楽しみましょう。  

期日 4月21日 (日)  雨天中止。
集合
直方・国土交通省下河川敷駐車場 8:30am 
行程
直方出発 8:40 → 高塔山公園駐車場 9:45 →
登山開始10:00 → 山頂 12:00(昼食)〜13:00 →
山頂出発 13:10 → 高塔山公園駐車場 14:30 →
直方 16:00
参加費
1000円
 
参加締切
4月15日(月) 
会員の皆さんから担当役員に連絡をお願いします。
当日までに連絡のない方は不参加とみなし、こちらから確認はしません。
持ってくるものなど
昼食時に、豚汁を作ります。白湯を持ってこられる方は、よろしくお願いします。
弁当、飲み物、マイ・コップ、マイ・オワンも忘れないように。
石峰山の鳥瞰図
          
 

 
ルートの標高推移図
        
登山口駐車場へのアクセス  
 

 
まず仏舎利塔によっていきましょう 霊園の横から皿倉山方向のながめ 前半の上りは歩きやすい道です
いったん緩やかな下りになります 藤の木わかれ、ここから急な上りに 急坂だけど足元は悪くありません
気は長く心は丸く腹立てず・・・ 岩の露出した山頂近くの急登です まさに苦痛の坂、アゴニー坂
山頂はすぐそこです 広くゆったりとした山頂の広場 山頂から洞海湾の工場群をのぞむ
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