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5月例会予定 目配山 (405m)  

年間計画では、5月は郷土の名峰福智山を目指す計画でした。しかし3、4月と雨で例会が流れ、いきなり福智山では厳しいかもということで、10月の予定と入れ替えて、 5月は目配山に登ることになりました。会としては初めて登る山です。登山のスタート地点となる朝倉郡筑前町の歴史の里公園に車を走らせます。

今年最初の山登り例会、となるとまずは恒例の安全祈願のお参りです。ここにはそのために準備されたかのような神社がすぐ横にあります。大己貴神社 (おおなむちじんじゃ)。大己貴神(おおなむちのかみ)、といわれてもピンときませんね。神話の因幡の白兎に登場するオオクニヌシノミコトの別のお名前です。要するに、 この寺は大黒様を祀る神社です。神功皇后が新羅との戦いのとき、兵がなかなか集まらず、兵が集まるよう社を建てたのがこの神社といわれています。創建以来1800年、 わが国でもっとも古い神社とも言い伝えられる、由緒正しい神社です。この神社でこれからの安全をお願いしていきましょう。

駐車していく歴史の里公園は古事記をテーマにした公園です。ヤマタノオロチなどの神話をヒントにした遊具もあります。山登りの前に、童心に帰り身体をほぐすのも いいけれど、ちょっと時間的にきびしいかなあ。大己貴神社とともに一帯では古代に思いを巡らせることができます。トイレも完備していますよ。 前置きが長くなりました。軽い準備体操をしたら目配山の山頂を目指し出発しましょう。

まずは神社と民家の間から延びる車道を山裾に向かって進みます。周りにはのどかな田園風景が広がっています。しばらく歩いて、墓地や廃果樹園を抜けると登山口です。 薄暗い森の中に入り、本格的な山道が始まります。最初はこの登山ルートとしては、やや急な上りです。山道も最初は大小の岩が露出した道、次いで枯葉と粘土質の土の 混じる道、雨上がりのときは難渋するかも。登り始めですから、ちょっときつく感じるのではないでしょうか。

そこを過ぎると、杉林の中のほぼ平坦な道もしくはゆるやかな上りが続きます。道も歩きやすく、心地よい山歩きを楽しむことができます。歩く距離は少し長くなりますが。

登りはじめて1時間半を過ぎるころでしょうか。最後の急な坂が待っています。ここは性根を入れてひとがんばりするところです。そのうちにパッと青空が開け、広々とした山頂の 草原の道に出ます。桜の木もたくさん植えられていて、開花時期に登れば華やいだ雰囲気にひたれるでしょう。山頂に向かう途中に、その昔、神功皇后が座り、眼下の風景を見渡したと伝えられる、 「神功皇后腰掛の石」があります。目配山の名前もこの言い伝えからといわれています。ちょうど、足もくたびれた頃。この石に座り、神功皇后になった気分を 味わうのもいいでしょう。

もう少し進んだところに、目配山の山頂の標識が立っています。もちろん、ここも広い原っぱです。日当たりもいいです。天気次第では暑く感じるかもしれませんね。 眺めのよさそうなところを選んで、お楽しみの昼食にしましょう。目の前に広がる筑前町の風景。運がよければ有明海の向こうに、雲仙普賢岳が見えることもあるそうです。 今の時期はちょっと無理かもしれませんね。

おいしい昼食とおしゃべりを楽しんだあと、さあ下山です。山頂直下の急な下りは一歩一歩を慎重にゆっくり下りましょう。登山口近くの下りも十分注意しないと いけません、それ以外は快適な気分で歩けるでしょう。下りは1時間半弱で、出発した歴史の里公園に着くのではないでしょうか。

みなさん、この山の感想はいかがでしたか。今年最初の山登りには、ちょうど手ごろな山だったのでは。山歩きとともに古代のロマンも楽しめましたね。  

期日 5月17日(日)  雨天中止。
集合
福智町赤池支所駐車場 7:50am
8時には出発したいと思いますので、遅れないようにお願いします。 
行程
赤池支所出発 8:00 → 筑前町歴史の里公園 9:45→ 
大己貴神社で安全祈願 → 登山開始 10:10 → 
登山口 10:30 → 目配山頂(昼食)12:15〜13:15 →
下山開始 13:15 → 歴史の里公園 14:45 →
赤池 16:30 
参加費
700円
 
参加締切
5月11日(月) 
会員の皆さんから担当役員に連絡をお願いします。
当日までに連絡のない方は不参加とみなし、こちらから確認はしません。
持ってくるものなど
昼食時に、中華スープを作ります。白湯を持ってこられる方は、よろしくお願いします。
弁当、飲み物、マイ・コップ、マイ・オワンも忘れないように。
目配山の鳥瞰図
        
目配山の登山ルート図  
 

 
ルートの標高推移図
車を停める歴史の里公園の全景 由緒ある大己貴神社で安全のお願い 田んぼの道から出発、正面に登山口
墓地と廃果樹園の間を進む トンネルに迷い込むような登山口 大小の岩が頭を覗かせる道に一苦労
土と枯葉の混ざった粘土質の道も ほぼ平坦な道で快適な山道歩き ゆるやかな上りになってきました
徐々に上りがきつくなる さあ一頑張り、最後の急坂が始まる 明るい山頂へ続く草原に飛び出す
変哲もない岩ですが神功の腰掛け石 広くて気持ちのいい目配山の山頂 山頂から眺める筑前町の町並み
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