9月例会予定 馬ケ岳 (216m) |
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馬ケ岳は行橋市の南西のはずれ、みやこ町と接するあたりに位置する山です。この山と尾根伝いにつながる御所ケ岳には平成22年に登っていますから、まだ記憶に 新しいところでしょう。 馬ケ岳は、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」のおかげで今、ちょっとした観光スポットになっています。秀吉の九州平定の後、豊前6郡を与えられた黒田官兵衛が 居城にしたのが馬ケ岳城だからです。馬ケ岳の山頂に本丸、そのすぐ東のピークに二の丸がありました。馬ケ岳の名は、この二つのピークの遠望が、神馬の背に似ている からといわれているようです。 登山のスタートは登山者の急増に合わせて作られた臨時駐車場からです。そこから田園(といってもほとんどが休耕田でしたが)の中を10分あまり歩いたところに、 登山口があります。 馬ケ岳は200メートルあまりの低山ですが、ルートの1/3を過ぎたあたりから勾配が急になってきます。そして急な箇所は必ず石段になっています。とくに二の丸 前後の石段は勾配、つまりは段差も高いので、上り、下りともきついです。いってみれば、馬ケ岳は石段の山ともいえるでしょう。高さ以上に足に負担がかかりますから、 休み休み登ることにします。石段でないところは、坂もゆるやかで気持ちよく歩けます。 山道に入って、山頂までの中間点あたりに展望台があります。ちょうど足も疲れてきたころ。京都平野を眼下にながめながら休憩しましょう。太閤岩や官兵衛岩と標柱の 立った岩がありましたが、歴史的ないわれはなさそうですね。 元気が回復したところで、ふたたび山頂をめざします。二の丸の急な上り下りもクリアして、ここまで来ればもうすぐ山頂。歩き始めて2時間くらいでしょうか、馬ケ岳城の 本丸があった山頂に到着です。 眺望も開けていますから気持ちよく昼食ができるでしょう。 下山コースは、二の丸や展望台は通らず、巻き道を使うことにします。その分、ほぼ下り坂ばかりで楽でしょう。ただし、足元が悪いところが少しありますので、注意が が必要です。また登山口に近づいてからも、上りとは別のルートを下ることにしましょう。そのあたりが鬼ケ岳城だったことを示す遺構が残っています。土塁や 畝状竪掘群などの敵の侵入を防ぐための防御設備の名残りです。素人目には単なる窪みや土手にしか見えませんけれど。 さあ初秋の風に吹かれながら、歴史ロマンにも思いをはせる、楽しい山歩きをしましょう。 |
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期日 | 9月21日 (日) (雨天中止) | ||||
集合 | |||||
福智町赤池支所駐車場 9:00am | |||||
行程 | |||||
赤池 9:10 → 馬ケ岳臨時駐車場 9:50 → 駐車場出発 10:10 → 馬ケ岳登山口 10:25 → 展望台 → 二の丸 → 山頂・食事(12:15〜13:30) → 下山開始 13:40 → 畝状竪掘群跡など → 馬ケ岳臨時駐車場 15:00 →赤池 16:00 |
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参加費 | |||||
700円 |
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参加締切 | |||||
9月15日(月) | |||||
会員の皆さんから担当役員に連絡をお願いします。 当日までに連絡のない方は不参加とみなし、こちらから確認はしません。 |
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持ってくるものなど | |||||
昼食時に、中華スープを準備します。白湯を持ってこられる方は、よろしくお願いします。 弁当、飲み物、マイ・コップ、マイ・オワンも忘れないように。 |
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登山口、ここから本格的な山道です | 最初は気持ちのいい登りです | 展望台でちょっぴりひと休み |
二の丸跡への急な石段の上り | ここら辺に二の丸がありました | 山頂へ続く尾根道、ちょっと息抜き |
山頂近くにも急な石段が待つ | 山頂、馬ケ岳城のおもかげいずこに | 山頂から京都平野を眺める |
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