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一泊例会集合写真
一泊例会、雲仙・島原で遊ぶ
・日時 平成26年10月25日(土)〜26日(日)
・参加者 14名
(うち障がい者5名、子ども0名)
・天候 (1日目)晴れ (2日目)曇りときどき晴れ
・行程 〔1日目〕  田丸さん宅 8:30→(九州自動車道・長崎自動車道経由) →諫早IC→雲仙白雲の池(昼食)
→絹笠山登山開始 13:10→山頂(休憩)14:00〜14:30
→登山口 15:20→雲仙地獄めぐり(15:40〜16:15)
→国民宿舎 青雲荘(泊)

〔2日目〕  朝食→宿舎出発 8:30
→道の駅「みずなし本陣ふかえ」 9:00〜9:40
→雲仙武家屋敷10:00〜10:25 →島原城10:35〜11:15
→姫松屋(昼食)11:35〜12:10→湧水庭園「四明荘」 →諫早IC→直方・田丸さん宅帰着16:50
例会とくに一泊旅行が近づくと、何日も前から天気予報にやきもきするのが常でしたが、今年ばかりは無縁でした。朝から気持ちよく晴れ上がり、楽しい旅に なりそうな予感に胸がふくらみます。

予定時刻に雲仙を目指して出発。こうなるとあいさつもそこそこに、することはひとつです。朝っぱらの酒盛りに、にぎやかなおしゃべりが全開。これが 楽しんだよなあ。プシュッ。ワイワイ、ガヤガヤ。運転の花田さん、「スミマセーン」。こんな騒ぎが雲仙に着くまで続きました。おかげで、例年にも増して、トイレ休憩を 取りました。

昼過ぎ、雲仙白雲の池に到着。山登りの支度をととのえ、湖畔のキャンプサイトでまずは腹ごしらえです。味ごはんとヘルシーなおかずがおいしく、好評でした。 食べ終わり、さあ絹笠山山頂をめざし出発。標高差にして200mたらず。道も整備されているので、楽勝と考えていました。ところが、ところが・・・。日ごろの運動 不足や膝や脚に不安をかかえる人、そして車でちょっぴり飲みすぎの人も・・・。そんなこんなで、苦戦しましたねえ。でも何回も休憩をいれながらも、45分ばかりで 山頂です。みんな、なんのかんのいいながらも、よくがんばりました。

こんなわれわれを最高の眺めが迎えてくれました。青空をバックに、妙見岳に国見岳など、その後ろには平成新山。視線を下に向けると、これから行く雲仙の温泉街。山頂は 広く快適。のんびりとおいしいケーキとコーヒーを味わいました。

下りは予想どおりみんな苦労しましたね。勾配もそこそこあるし、その上、ゴロ石の道が多く歩きにくい。そろそろと足元に注意しながら下り、それでも50分くらいで、 やっとこさ登山口に到着。久しぶりの登山だった人、あごを出しつつ、ついてきた人・・・あたりには、ひと仕事終わったあとの、ほっとした空気が流れていたようです。

休む間もなく、その足で地獄めぐりに向かいました。勢いよく吹き上げる蒸気に圧倒され、地球の持つエネルギーのすさまじさを身をもって感じます。ただ、地獄の遊歩道は またまたアップダウンが激しく、われわれにはそれに耐えるエネルギーが残っていなかったよう。予定のルートをショートカットして宿に向かいました。それでも、 宿まではしっかり歩きましたね。

宿に着けば、まずは温泉につかり、汗と疲れを流すこと。露天風呂の乳白色の湯船につかれば、まさに極楽気分でした。ただ食事時間の関係で、あまりのんびりも できなかったかもしれません。風呂からあがれば、すぐに夕食。乾杯のビールがおいしかったあ、ホント、今日の疲れが飛んでいくよう。宿の最上位のプランの料理は いかがでしたか。ともあれ、食べながら、飲みながら、楽しくおしゃべりを楽しみました。ただ会場が個室ではなかったので、あまり騒げなかったかな。残念だけど、 しかたないですね。

食べ終わったら部屋に戻って2次会です。一日の疲れに、横になり目を閉じる人(話は聞こえていたようです)を横目に、まだ飲み続ける人もいましたが、多くは おしゃべりに専念していました。どんな話だったか忘れました。どうせ他愛もない話かな。ああ、それと山の歌をいっしょに歌って盛り上がりましたね。「坊がつる賛歌」、 いい歌ですねえ。若いころ職場の友と行った坊がつるのキャンプを思い出しました(個人的感想で、失礼)。「福智山賛歌」という歌もあったんですね。初めて 知りました。みんなで歌えるようになるといいですね。

福智山といえば、この席でなつかしい方と再会しました。毎日新聞島原支局の古賀さんです。古賀さんは直方に勤めていた2005年10月、われわれといっしょに 福智山に登り、「やまぼうしの会」の活動を筑豊版に掲載してくださいました。当時を知る会員は約半数になってしまいましたが、ひととき、9年前の思い出や近況に ついて、話が咲いておりました。やまぼうしの会が雲仙に来ていることをホームページで知り、やってこられたとのこと。帰りの車の中で食べたデザートのりんごは、 古賀さんの差し入れの無農薬栽培のりんごでした。おいしかったですね。ありがとうございました。
なお、9年前の紹介記事はこちらです。

かくするうちに、時計の針も11時近くに。みんなで気持ちよく休むことにしました。

2日目。バイキングの朝食をしっかり食べて、定刻8時30分、宿を出発。車を島原方面に走らせ、途中の道の駅「みずなし本陣ふかえ」に向かいます。みやげ物を 買うのも目的のひとつですが、併設されている土石流被災家屋保存公園を見学するためです。平成4年の雲仙普賢岳の噴火による土石流で埋没した家屋が保存されて います。噴火災害のすさまじさを感じることができました。

次のスポットは島原観光の定番コースです。まずは島原武家屋敷。開放されている3軒、すべて回りました。案内板に書かれた禄高、屋敷の間取り、広さ、造り。 そんなことを通して、江戸時代末期の下級武士の暮らしに、思いをはせるひとときでした。まあこれこそが、武家屋敷見学というものでしょう。見学を終わり、屋敷街の 中の、真ん中をきれいな水の流れが走る道を、島原城に向かいました。

島原城の天守閣に近づくと、にぎやかな音楽が耳に飛び込んできました。天守閣近くに舞台を作り、阿波踊り大会が行われているようです。こちらも気になるけれど、 まずは天守閣に登り、民の生活を見守るお殿様の気分を味わいましょう。どうですか、お殿様になれましたか?天守閣をおりて、すぐ兜をかぶり太刀をもって、記念撮影に おさまりました。でもあまり強そうな武士には見えなかったなあ。

膝が不安で天守閣登りを回避したグループの阿波踊り大会の感想記。有名な阿波踊りのルーツは天草ハイヤ節だとか。こんなことから、本場徳島から踊り手さんを呼んで、島原で 阿波踊り大会が行われるようです。鳴り物に合わせて踊る踊りは、女踊りと男踊り。きれいな着物をまとい、編み笠をかぶった娘さんたちの華やかでリズミカルな踊り、 そしてはじけるその笑顔。甲高い掛け声。浴衣をきて、ときにひょうきんに、ときに激しく舞う男踊り。女踊り、男踊りを通じて、そのテンポはごくゆっくりしたものから、ものすごい アップテンポまで、その変化のおもしろさ。阿波踊りとは路上で踊るだけのものと思っていましたが、舞台上で跳ね回る踊りを見るのも楽しい。まさに「見る阿呆」ならぬ 「見る果報」に浸るひとときでした。

そろそろ昼時、お腹の虫も騒ぎ出すころ。島原の郷土料理具雑煮を、その元祖姫松屋さんでいただきました。具沢山で上品な味わいは好評のようでした。呑み助どもは 酒盛りでもしたいところでしょうが、あとに運転をひかえているので、我慢、我慢です。

食後はすぐ近くの湧水庭園「四明荘」へ。豊かな湧水を生かして作られた池には錦鯉がゆうゆうと泳ぎ、赤松やカエデなどの影を映しています。畳に座して庭をながめ、 名水を使ったお茶をいただく。これぞ、日本の「侘び」「寂び」の世界・・・といいたいところですが、相客が多く、ちょっぴり騒々しかったかな。でも旅の最後に ふさわしく、ゆったりとした気分に浸れました。

これで旅の予定はすべてこなしました。あとは一路直方へ。帰りの高速道は少し雨が降った形跡が残っていましたが、我々は天候にも恵まれ、楽しい旅を過ごすことが できました。みなさん、お疲れ様でした。そして何より、みんなの騒ぎを後ろに聞きながら、二日間、安全運転をしてくださった花田さん。大変ありがとうございました。 さて、来年はまたどこに旅をしましょうか。折にふれ、いい情報を耳にしたら、メモでもしておいてください。
次なる山、来月は福智山が待ってますよ。
久しぶり。膝が不安の中の登山です 意外にきつい上りに、ここらで休憩 やっとこさ山頂にたどりつきVサイン
青空と雲仙岳の眺めに見とれて 食べる、飲む、しゃべるのティータイム 下りは足元が悪く苦労しました
地獄めぐり、また上らないといけないの カンパーイ!湯上りのビールは最高 料理が沢山。どれから手をつける?
♪福智山はわがふるさとの山・・・♪ 普賢岳の土石流災害の凄さに声もなし 買うのはまず試食してからですよ
侍の生活に思いを致す武家屋敷巡り 島原城天守閣から民の生活を眺める 四明荘、池を眺め名水のお茶を頂く
噴き上げる蒸気に負けず元気一杯の!仲間たち 島原城の天守閣下で、兜をかぶり太刀を手に鬨の声
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