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・日時
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平成25年12月22日
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・参加者
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21名 (うち障がい者5名、子ども0名)
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・天候
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晴れ
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・場所
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直方・もとどり荘
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例会前日の12月21日、もち米を研いで水に浸して、そして餅つき当日に食べる雑煮やぜんざいの下ごしらえ。有志の
みなさんに協力してもらったこの日、凍える寒さ、あられ混じりの、ときに土砂降りの雨。炭焼き小屋の屋根もあられで
真っ白になりました。例会翌日も直方は昼前、ちょっとした雨。振り返ってみれば、例会当日だけ、風もなく日差しも
暖かな、文字どおりの小春日和でした。今年の例会はずいぶん雨に泣かされましたが、最後の最後に、天はわれらに味方
せり。終わりよければ、すべてよし、ということにしておきましょう。
さて例会当日。会場準備や顔合わせ、集合写真と順調に進んで、さあ、はりきって本番というところで、ハプニング。臼で
本格的につく前に予備的に使う餅つき機が動かない。花公園から拝借しに行ったりもしたけれど、結局は新品を急きょ
手配してしていただき一件落着。汗を流していただいた皆さん、ご苦労さまでした。
餅つきの準備ができたら、セイロ蒸しから餅つき、餅切り、丸め。この一連の作業はみんなお手の物です。自然に作業
ポジションも決まったりして、順調に作業が始まりました。今年は初めて何臼かは、蒸し米を臼で杵を使ってつぶすこと
から始める方法も体験しました。これが本来の餅つきの形ですね。
今回の例会には、年齢的にも対照的な、強力な二組の助っ人に参加していただきました。まず、餅つきに習熟したシニア
ペア。これまで各臼ごとの仕上げをリードしてきた会長が、今回は所用で不参加、どうなることやら不安の種でした。
そんな中、ほとんどの仕上げを、ご夫婦絶妙のコンビネーションで、ハイ一丁上がり!思えば餅つき全体を、取り仕切って
もらった気もします。
あと一組は幼なじみの若い男性です。若者のパワーってすごいね、餅つきの杵の回転は速いし、勢いあまって餅が臼から
飛び出しそうになったことも。こうしてつきあがった餅は、色艶も柔らかさも違う。回りから感嘆の声が上がって
いました。ご老体は指をくわえてうらやむばかりなり、でありました。
かくして餅つきは順調に進んでいたところに、またもやハプニング。餅きり機のカッターの取り付けがバラバラに。一生懸命
取り付け直しにチャレンジするがうまくいかない。最後はあきらめてカッターだけを手に持って、1・2・3・4、ハイッ、
の掛け声に合わせて、エイヤッと切る。まあまあなんとか切れるが、ハンドルを回す方も、切る方も、
「ああ、くたびれたぁ、腹減ったぁ」
そんな疲れを癒してくれたのが、タイミングよく出された酢もちや、前日から仕込んできた雑煮にぜんざい。どれもが
おいしく、空腹の身体に染み込むように溶けていきました。ごちそうさまでした!!ここで突然ですが、おわび。餅の
パック詰めなどを含め、いってみれば裏方での奮闘の様子を、餅きり機のゴタゴタにかまけて、カメラに収め忘れました。
終わって気づいても遅いけれど、ごめんなさーい。
ワーワー、キャーキャー、ときには怪しげな会話も飛び交ううちに、つきあげた餅が20臼。餅の数にして1200個
くらいでしょうか。参加したみなさんにお土産としてお渡しした残りは、希望の方に買い上げていただきました。会の
運営資金として有効に使わせていただきます。ありがとうございました。ありがとう、といえば、今年も視覚障害者の
皆さんからみかんの差し入れがあり、これもみなさんのおみやげとなりました。ありがとうございました。
一日中、日差しに恵まれて、気持ちのいい楽しい餅つきになりました。みなさん、満足いただけましたか。お疲れ様でした。
では、ご家族の皆様ともども、いいお年をお迎え下さい。そして来年2月、元気な顔で再会しましょう。
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