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・日時
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令和元年12月22日
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・参加者
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34名 (うち障がい者7名、子ども4名)
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・天候
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曇りのち雨
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・場所
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直方・もとどり荘
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今年最後の例会、恒例の忘年もちつき大会は、その前日の段階から、「当日の雨は必至」の中で始まりました。前日には、例年どおりのもちつきの準備に加え、雨対策のテントの仮組みも
行い、準備万端、抜かりなしです。天もこれにつきあったか、もちつきが始まってしばらくして降りだした雨は、最初こそごく弱かったものの、やがて本降りとなり、これは
最後まで続きました。
となると、できるだけ早くもちをつき終えたい、ということで、顔合わせの前からセイロ蒸しや餅丸めの準備にかかりました。おかげで、顔合わせと集合写真の撮影が
終わるとすぐに、「もちつき、レッツゴー、スタート!」です。
それから後は、「セイロ蒸し・もちつき・もち丸め・パック詰め」の流れ作業が、文字どおり、滞ることなく最後まで続きました。みんなすっかり熟練工ですから、自分の
働き場所をわきまえ、手際よく、作業をこなしていきます。餅をひと臼丸め終えると、休む間もなく、次のひと臼が運ばれてくる。ときには、前の臼の餅を丸め終わって
おらず、それを待たせる一幕もありました。前工程から急かされるのは、パック詰めもご同様でした。池永さんや楠原さんのかわいいお孫さんたちも、パック詰めやうちわを
使っての餅冷ましのお手伝いに活躍していました。
もちつきの楽しみの楽しみのひとつは、ゴマ塩のきいたおこわや、酢もちを食べること。ただ今年は作業が休みなしですから、手を動かしながら、箸で口に入れてもらって
食べる、という芸当をすることにもなりました。雑煮やぜんざいも少しの合間をねらって大急ぎ、という感じでしたね。忙しなかった?でもやっぱりおいしかったでしょ。
今年もほとんど全員の方に杵を持っていただきました。もちろん、視覚障害者の方たちも率先参加です。今年も那須さんの気合の入った掛け声を聞くことができました。
高松さん、楠原さん、吉田さんのお三方はもちつき三羽烏という感じで、杵を振るうだけでなく、餅切り機を回すという重労働も何回となくこなしていました。シンちゃんは
おなじみのシンちゃんスタイルを披露しましたし、初参加の開原さんの杵の振り上げ方は堂に入ったものに感じました。
餅切り機といえば、永年苦労させられてきました。しかし昨年に引き続き、今年も調子よく作業することができました。もちつき全体がスムーズに運んだ大きな要因と
いえるでしょう。願わくば、来年も、再来年も、よろしく。もちつき前の組み立てと、終了後の分解には、今年も苦労はさせられたんですが。
今年もシンちゃんのお姉さんが、体調が万全でない中、ご主人といっしょに参加してくださいました。酢餅やおこわ作りなどもしていただき、疲れで体調をくずされなかったか、
心配です。またお姉さんにはよもぎも準備してもらって、3臼つきあがったよもぎ餅は、皆さんに均等に持ち帰っていただきました。ただ、よもぎ餅はパック詰めの関係で
最初についた方がよかったですね。これは教訓としておきましょう。
かくするうちに、一連のもちつき作業はまったくのノートラブルで進み、50キロあまりあったもち米を、すべてつき終えたのが11時45分ころ。つきはじめて2時間
ちょっとでした。これは間違いなく最短記録ですよ。安武さんが采配した、「ひと臼ごとの蒸す米を増やす」作戦も大正解でした。皆さん、お疲れ様でした。この間、何臼
ついたことやら、はっきりしたことは今年も不明です。
今年も視覚障害者の皆さんたちから、みかんの差し入れをいただき、ありがとうございました。これはおみやげの餅といっしょにお持ち帰りいただきました。
もちつきが終わっても、最後の後片付けという大切な仕事が残っています。しかし、みんな誰に指示されることもなく、目の前にある仕事を各自が率先してさばき、手早
く終えることができました。ただ難物だったのは、雨からわれわれを守ってくれたテントの撤収です。強い雨の中の作業でしたが、男たちの力仕事で、これも無事にすばやく
完了できました。みなさん、最後まで積極的に協力していただき、大変ありがとうございました。
今年も参加者のおみやげとしてお渡しした後の残りの餅は、希望者の方に買い上げていただきました。ありがとうございました。会の運営資金として有効に活用させて
いただきます。
2年続きの雨になりましたが、、それはそれで思い出に残る餅つきに なったことでしょう。みなさん、満足いただけましたか。お疲れ様でした。では、
ご家族の皆様ともども、いいお年をお迎え下さい。そして来年2月、総会・親睦会で元気な顔で再会しましょう。
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