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・日 時 平成16年 6月20日 ・参加者 18名(うち障害者 3名、子ども 3名) ・天 候 晴れ ・コース 鐘崎港〜(船)〜地島・白浜港〜倉瀬展望台〜 往復〜地島・白浜港〜鐘崎港 地島のゆるやかな遊歩道を,5kmほどハイキングしまた。 前日までは,台風接近で海が荒れるのではないか、雨が降るかなと心配していましたが、当日は日差しが肌に刺さるほどの晴天に恵まれました。 今回はハイキングコースなので,いつもの視覚障害者の他に,車椅子の方の参加もありました。 遊歩道には所々浅い段差があり、皆で車椅子をロープで引っ張ったり、抱えたりしました。また緩やかな道では視覚障害の方が車椅子のロープを引いたり、皆でお互いに介助しあう楽しい一日でした。 地島ハイキングに参加して A.S 記 6月20日地島に行きました。 数日前から大型台風接近の予報にやきもきしていましたが,予想に反して雲一つないような青空。集合場所の河川敷で台風情報をみながら決行しましょうとなり,鐘崎渡船場へ向かいました。 地島は周囲9.3キロメートル,人口230人の小さな島です。 鐘崎渡船場からフェリーに乗り,10分ぐらいで白浜渡船場に着きました。そこから歩いてつばきロード(倉瀬遊歩道)を散策しながら,倉瀬展望台を目指しました。 早朝に島民の方々が草刈りをなさったようで,きれいな歩道に沢山の椿の若木が可愛らしく育っていました。 頂上はあまり広くはなかったけれども四方を海に囲まれ,木陰では清々しい風が吹いていました。 直ぐさまビールを飲む人,ビッショリになった汗を拭く人,コンロを出してお昼の準備をする人,ワイワイとお弁当を食べる人,その雰囲気はまるで自分も一緒に歩いて登ったような錯覚に陥り,妙な達成感を覚えました。きっとこの瞬間が生意気なようだけれど私が感じる山登りの魅力かなと思います。 食後にコンロで沸かしたお湯で熱いコーヒーを飲み,一休みして山を下りました。 フェーン現象とやらで,思った以上に気温が高く,障害により汗の出ない私は体温調節だけが気がかりでした。しかし,島に車いす用トイレがあったことで充分水分がとれた事や,帰りのフェリーで狭い階段を抱えてもらって上に上がり涼しい潮風にあたれた事,冷たいソフトクリームを食べた事で,熱発もせず楽しい山登りができました。 障害者とボランティアの方々に,何故か車いす使用の私が一人・・・時折私にでも楽しめる場所を考えて下さいます。けれども,全く歩けない私は,平坦な道以外は車いすを押してもらったり,車いすごと屈強なボランティアさんに抱えてもらわねばなりません。 先日,体重測定をしたら,いすごと58キロありました。次に参加させて頂くときには,どのようにすれば双方が無理なく山登りを楽しめるかを,やまぼうしの皆さんばかりに頼らないで私自身も積極的に考えなくてはと反省しました。 こんなに重たい私を山に連れて行って頂きありがとうございました。 |
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さあ,みんなで力をあわせて | |||
サポートも楽な,快適な遊歩道 | |||
みんないい顔してますねぇ | |||
さあ,楽しいお食事タイム! | |||
冷たくて,気持ちいい! |
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