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・日時
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平成30年 7月15日
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・参加者
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12名 (うち障がい者2名、子ども0名)
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・天候
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晴れ
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・コース
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直方発 8:40 → 千石峡キャンプ場駐車場 9:25 →
登山開始 9:40 → 中間点手前 → 下山開始 11:20 →
千石峡キャンプ場駐車場(昼食) 13:00〜 → 直方
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例年より早く梅雨があけて連日空は晴れ上がり、きびしい暑さが続いています。本格的な夏の到来です。
それにしても、7月はじめに西日本を襲った豪雨は、多くの死者・行方不明者を出すとともに、住居や農地、さらには交通網や水道などライフラインに深刻な爪あとを
残していきました。連日、テレビのニュースで被害の実態を目にするたびに、もし自分がその立場になったら、はたして生活再建ができるだろうかと胸が痛みます。
筑豊地方も豪雨被災地ほどではないにしても激しい雨に襲われ、笠置山の登山道で地滑りなどが起こっていないか、一抹の不安を抱えての例会となりました。そしてその不安は、
不幸にして現実のものとなってしまいました。地滑りほどではないにしても、登山道は下見のときとは様変わりして、荒れていました。
竹や杉の倒木が何か所も登山道をふさいでいます。緑の葉をつけた立木が道にかぶさり、垂れ下った枝を手で払いのけながら、その下を腰をかがめてくぐりぬけないといけない。その枝も、バラらしき、
トゲについたものもときどき。片方が谷の、ただでも狭い道は、今度の豪雨で肩の部分が流れ落ちたか、ますます狭くなっている。そんな悪路を乗り越えて、というか、
くぐりぬけて、というか、登っていかないといけませんでした。
加えて、この日は今シーズン一番ともいえる猛暑となりました。風もそよとも吹かない。ひんぱんに給水のための休憩をとりながら、山頂をめざします。こうして登って
いくうち、時間はどんどんと進んでいきます。ルートなかばの岩場の道の少し手前まで着いたとき、時刻は11時をちょっと過ぎていました。この調子でいけば、山頂に
着くのは何時になることやら。疲れも心配、熱中症も心配。
ということで、ここでみんなで相談しました。結論としては、「まずみんなの安全が第一、ここから下山して、下のキャンプ場で昼食にしよう」ということになりました。
かくして下山を開始。くだんの悪路をそろそろと下って、登山口にたどりついたのが、1時ちょっと前。「途中で引き返してよかった」という声も聞こえてきました。
昨今の異常気象が続く中、真夏の山登り例会は無理ということかもしれませんね。その辺は、またみんなで考えましょう。
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