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・日時
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平成20年 7月20日
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・参加者
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15名 (うち障がい者3名、子ども3名)
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・天候
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晴れ
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・コース
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直方国土交通省下河川敷駐車場(9:10) → 山田緑地(都市高速経由)(10:30)
→ 山田緑地自然観察(~12:30) →
昼食・休憩(~14:00) → 直方(14:30)
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この季節の例会は梅雨、猛暑、台風などの影響がなく、無事に行われるかどうかが一番心配です。今回は6月の雨続きで下見が出来ず、急遽9月の例会と
入れ替えることにしました。9月に山田緑地を楽しみにしていた方には申し訳ありません。
久々に山田緑地を訪ねました。7年ぶりです。前回は寒い冬でした。今回は暑い夏、次回予定を組む時は春か秋にしましょう。また違った植物や生き物に
出会えると思います。前回の時も観察指導員の方に2~3人ついていただき、ビナンカズラの実やハシブト、ハシボソカラスの説明をしてもらったのを
思い出しました。
今回も3人の自然観察指導員のかたに案内していただきました(2人の方は山田緑地のボランティア)。指導員のアドバイスにより「森の家」から
「森のゲート」までの片道600m程を往復2時間かけてゆっくりと歩きました。往路は樹木園経路、復路は野草広場経由で、さまざまな木の葉の匂いを
嗅いだり、木の実を手に取ったり、色々な説明をしていただきました。
皆さん覚えていますか!!花では白い十文字の4枚の花弁のセンニンソウ、大きいという意味もあるウバユリ、良い香りのクチナシ、時期がすこし
遅かったけれどネムの花もまだ残っていましたね。そして集合写真のバックにキキョウの紫色がとてもきれいでした。
木の実ではコブシ、ヤマボウシ、エゴノキ、イヌビワ、ツバキ、カエデなどなど、タデの葉も口にしました。そして、昆虫ではスジグロシロチョウ、
モンキアゲハ、シオカラトンボ、アキアカネ、キイロイトトンボ、オニヤンマ、ショウリョウバッタ、覚えきれなかった外国人の名前が付いたアマガエル、
最後には1mもある大きな通称カラスヘビ。一つひとつ丁寧に説明していただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
観察指導員の方の感想です。「初めは障がい者の方がみえられるという事でどのように説明し、接したらよいか緊張しました。が、途中から特別に
接するのではなく、こちらの普段通りにいつもと同じ様に行えばよいと気がつきました。勉強になりました。他の季節の来場をお待ちしています。」
こちらこそ「ありがとうございました。」
昼食は展示室の中をお借りできましたので、涼しい中でゆっくり食べることが出来ました。
食後の自由時間に子ども達は芝生広場の「せせらぎ」で水遊び、全身びっしょりで「あ~あ!」。叱る言葉も出ませんでした。
暑い中でしたが楽しい例会が出来ました。こんなゆっくりとした、山にも登らない全員参加型の例会の時には、もっとたくさんの会員が集えると嬉しいと
思ったのは私だけでしょうか。
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