|
|
・日時
|
平成28年12月18日
|
・参加者
|
24名 (うち障がい者7名、子ども0名)
|
・天候
|
晴れ
|
・場所
|
直方・もとどり荘
|
|
例会前日の12月17日、もち米を研いで水に浸して、そして餅つき当日に食べる雑煮やぜんざいの下ごしらえ。有志のみなさんに協力してもらったこの日、前日までの
ふるえあがるような寒さが嘘のような好天にめぐまれました。もとどり荘の年末の定例行事と重なって、ちょっとにぎやかでしたが、とどこおりなく準備は完了しました。
また、臼やらせいろ、杵などの餅つきの七つ道具の準備など、多くの方に協力していただきました。みなさん、お疲れ様、そしてありがとうございました。
さて例会当日。前日に続いて今日も気持ちのいい青空がひろがりました。三々五々と集まって来る仲間たち。もうみんな手馴れたもので、自分で仕事を探して、もちつきの
準備を始めます。それは当たり前のように、ごく順調に進んでいきました。ところが、ところが・・・・。突然、「水が出なくなったぁ!」と悲痛な声。水が出ないと
もちつきは始まらない。それからが大騒ぎでした。どうもブレーカーが落ちたらしい、とまではつきとめても、今度はブレーカーがどこにあるかがわからない。やっとこさ
探し当てましたが、田丸さんのご主人にまで駆けつけていただく騒ぎになってしまいました。
そんなひと騒動のあと、顔合わせ、集合写真撮影と進む。もち米も蒸しあがって、餅つき機で下ごしらえのつきあげも上がった。さあ、皆さん、はりきって本番に突入です。
今回のもちつきのために準備したもち米は、去年よりやや多いくらい。それに対して参加者は、いろいろな所用でやや少なめ。去年でも最後ころには、みんな少々アゴを
出していたなあ。となると、最後までつききれるかと、ちょっと心配していましたが、いらぬ心配でした。多くの方が積極的に、入れ代わり立ち代わり杵を持って
下さいました。中にはほとんどずっと臼の周りに陣取っていた方もいたようです。終わってみれば、去年よりスムーズに進んだような気がします。
順調といえば餅切り器もでしたね。餅を丸めるのはみんな手馴れたもので、鼻歌気分でさばいていたのは、例年どおりです。しかし餅切り器はこれまで、ハンドルを回す人、
出てきた餅を切る人のふたりががりで、フーフーいいながら作業していました。ひと臼が終わるころには、ハンドルを持った人は腕がしびれてきたりして。・・・・
ところが今年は強力な女性の助っ人が現れました。この方、古野さんの娘さんですが、ハンドルを回す、出てきた餅を切る----の二つの仕事を一人二役で、それも涼しい
顔でこなしていました。操作に慣れておられるんでしょうが、恐れ入りました。みんな、助かりましたね。都合がよければ、来年もまた参加してくださると
うれしいです。
活躍といえば、若手のホープ松尾君を忘れてはいけませんね。餅つきはもちろんですが、今年は餅つきの相方、合いの手とか返し手というようですが、この仕事を覚えようと
一生懸命でした。本人も、古野さんはじめ周りのものも。初めはおっかなびっくりで、動作も固かったようですが、だんだんとコツを覚えてきましたね。最後はなんとか
様になってきたようです。これで来年も安心でしょう。えっ、1年たったら忘れるかも?そんな弱気な。鵜飼いの鵜にはならないでね。
あれやこれやとにぎやかに、餅つきは進んでいきました。日も高くなり、ちょっぴり汗もかきながら。こんな我々にホッとひといきつかせてくれたのが、おこわや酢もちに始まって、
前日から仕込んだ雑煮やぜんざいでした。毎度のことながら、井上シェフの抜群の味づくり。おいしかったですね。疲れた身体に浸み込むようでした。ぜんざいの甘みは、
最後のがんばりへのエネルギーを湧き上がらせてくれました。ごちそうさまでした。
わーわー、きゃきゃー騒ぐうちに、最後のひと臼を仕上げたのが2時すぎだったでしょうか。いったい何臼つきあげたんでしょう。お餅の数にして、1500個近くは
あったと思います。みなさん、よくがんばりましたね。お持ち帰りのおみやげ分を取った残りは、ご希望の方に買い上げていただきました。会の運営資金として、大切に
使わせていただきます。ありがとうございました。ありがとう、といえば、今年も視覚障害者の皆さんからみかんの差し入れがあり、これもみなさんのおみやげとさせて
いただきました。また最後の2臼でよもぎ餅を作りましたが、よもぎはシンちゃんのお姉さんに、体調の万全でない中、準備していただきました。みなさん、本当に
ありがとうございました。
幸いにして一日中、日差しに恵まれて暖かく、気持ちのいい楽しい餅つきになりました。みなさん、満足いただけましたか。お疲れ様でした。では、ご家族の皆様ともども、
いいお年をお迎え下さい。そして来年2月、総会・親睦会で元気な顔で再会しましょう。
|
|
|
|