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・日時
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令和元年10月20日
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・参加者
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16名 (うち障がい者4名、子ども0名)
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・天候
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晴れ
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・コース
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赤池支所出発 10:05 → ふれあい塾登山口駐車場 10:15→
登山開始 10:30 → 日王山山頂(昼食)11:50〜12:55 →
下山開始 13:00 → ふれあい塾登山口駐車場 14:05 →
現地解散
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台風19号による東日本一帯の過酷な爪あとが、連日報じられる中で迎えた例会当日。山登りの例会としては、ちょうど半年ぶりということになります。だからという
わけでもないでしょうが、この日にあわせたかのような好天に恵まれました。めざす山は日王山。3年前の暑さきびしい7月、那須さんが熱中症で登頂を断念した因縁の
山です。今回は秋のすがすがしい空気の中です。リベンジといきましょう。顔合わせや準備体操をすませ、さっそく山頂をめざして出発、というところですが・・・。
那須さんの登山靴の底が剥がれかけている。応急修理をのため梅原さんが準備をしかけたところで、よく見ると修理できるレベルでないことが判明。それではと、梅原さんの
奥さんが履いてきた靴を借用することに。みごと、サイズもぴったりだったようで一件落着です。
気合を入れ直していざ出発。山道に入るとすぐ、やや急な上りが待っています。しかしこのあたりは道幅も広く足元も歩きやすい。ちょうどいいウォーミングアップに
なりました。
小さな木橋を渡ると、そこから尾根道に出るまで、形も高さも不規則な段差が続く急な登りになります。3年前には苦しみましたね。ところが今回は、すいすいと、とまでは
いかないまでも、那須さんを先頭に、拍子抜けするくらい順調に登っていきました。周りがよけいな心配をして、セーブするほどでした。でも、やっぱり、きついことは
きつかったですね。後ろにひっくりかえりそうな急坂を登ると尾根道です。ここでちょっとひと休み。「3年前、ここで山頂組が帰って来るのを待って、昼ごはんを
食べたよね」なんて声も聞こえてきました。
息が静まったところで山頂を目指し出発です。ここから山頂まで、何回かのアップダウンを繰り返しつつも、おおむね気持ちよく歩ける道が多いですが、長いきつい上りの
ロープ場と、距離は短いながら急な下り坂もあります。今回のルートの中の難所といえるでしょう。
中盤、その急な下り。足を滑らせ尻餅をつきかけた人もいました。まあこれはごあいきょうということで。朽ちかけた東屋や鉄塔の横を通り過ぎながら、おしゃべりも
楽しみながら、山頂をめざして進みます。
しばらく行くと長いロープ場に着きました。息も絶え絶えに登るのかな、なんて思っていましたが、息をはずませつつも、あっけないくらいに、ここをクリアしました。
登りきったところで、ひと休み。ここまで来ると、山頂はもうすぐです。
小さなアップダウンの後、木立の暗さの中、山道の先の方に明るい光が見えてきた。山頂広場の明るさです。もうすぐです。ところがここで思わぬ伏兵が待ち構えて
いました。何条もの蔦のつるが複雑にからみあって、われわれを通せんぼしていました。下見のときには気にもかけなっかったんですが。つるを押さえたり、踏んづけたり、
苦労しながらも何とか乗り越え、山頂に到着しました。ちなみにこの障害物、最後に歩いてきた梅原さんが、力ずくで、道の片方側に引き剥がしてくれました。山を下りる
ときには、気づかなかったでしょう。
山頂に着けば、お決まりの集合写真に納まったあと、さっそく昼食の準備にとりかかります。今回のメニューは豚汁です。女性陣の手際よい仕事ぶりでおいしく
できあがりました。おかわりをした人もいましたね。山頂はかすみがかかったような日差しで、暑くもなし寒くもなし。こんな中、楽しい昼食タイムとなりました。
臣ちゃんのお母さんからは、漬物の差し入れもありました。ありがとうございました。見晴らしもよく、福智山はもちろん、英彦山まではっきりと望むことができました。
食事がすめば、あと欲しくなるのはデザートですね。この日やむなく参加できなかった会長から差し入れの、栗の渋皮煮、びっくりするくらい大きな栗で、
おいしかったです。会で準備したのが、もみじ饅頭。これらを熱いコーヒーを飲みながら、おいしくいただきました。
食後をゆっくりのんびり過ごした後、下山することにしました。下りのポイントは、例のロープ場と、尾根道を外れ登山口に向かう急坂です。上りのようなきつさは
感じませんが、滑ったり、足を踏み外したり、と事故に結びつきかねません。みんな、一歩一歩慎重に下っていきました。かくして無事に登山口に帰りつきました。
直前の木曜、金曜とややまとまった雨も降ったので、登山道のコンディションも心配しました。しかしなんら問題なく、当日の天気にも恵まれて、山歩きを気持ちよく楽しむことが
できました。那須さんのリベンジも達成できて、みんな、万々歳の1日となったのではないでしょうか。
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