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御嶽山登山の集合写真
宗像大島、御嶽山(224m)登山と島内周遊
・日時 平成30年11月18日
・参加者 16名
(うち障がい者4名、子ども0名)
・天候 曇り
・コース 国土交通省下駐車場発 7:30 → 神湊渡船出航 9:25 →
大島着 9:50 → 宗像大社中津宮 10:15 →
登山開始 10:30 →御嶽山山頂(11:25〜11:35) →
砲台跡・昼食(12:15〜13:15) → 風車展望台 13:20 →
沖津宮遥拝所 14:20 → 渡船ターミナル(15:40) →
渡船出航 16:20 → 直方
楽しみにしていた九重への一泊旅行が、忌々しくも、台風25号がわれわれの日程を狙い撃ちしたかのごとく来襲して、中止。2ケ月ぶりの例会となりました。
今回訪れるのは、世界遺産指定で今人気上昇中の宗像大島です。平成21年以来の再訪ということになります。コース的には前回と同じ。まず宗像大社中津宮にお参りしてから、御嶽山登山で汗を流し、後は島内をぶらりと一周します。

いつもの例会より早い7時すぎ、眠い目をこすりつつ、直方河川敷駐車場に集合。天気は日中はよさそうで、ひと安心です。さっそく神湊渡船場をめざして出発しました。そこで現地集合の方と合流し、顔合わせ。今日の例会には、宗像市にお住まいで、われわれの仲間が主催するブラインドゴルフ大会の世話役のご婦人も1名、ゲスト参加として同行されます。

登山装備で身を固め渡船に乗り込む。船酔いが心配な方もおられましたが、わずかな船旅、無事、大島に到着しました。まずは、予約しておいた特製さざえ弁当の受け取りをすませてから、宗像大社中津宮へ向かいます。身を清めるために立ち寄った手水舎から見える、拝殿に向かう急で長い階段に押しつぶされそうな気分です。喘ぎつつもなんとか登りました。 もうここから登山が始まっています。まるでこれから始まる御嶽山登山の前奏曲のように。拝殿でしばし息を整え、おごそかな気分でお参りしてから、神社の裏手へ抜けて登山口へ向かいます。

小さな鳥居を抜けて山道へ。つまりはここから参道ということになります。いきなり階段の上りが始まります。これから山頂までわずかな箇所を除いて、ずっと階段が待ち構えています。9年前に登ったときも階段ばかりだったかな、という声も聞こえましたが、たしかにそんな感じですね。 いずれにしろ、急になったり、ゆるやかになったり。そんな階段登りが続きます。ときには、登りやすい階段の横の狭いスペースを使ったり。「ヤッホー!」自分を鼓舞する那須さんの声が木立の中に響きわたります。それでもやはり、みんなこたえましたね。急ぐ山登りでもないので、しばしば、休憩を取りながら山頂を目指しました。 山頂の広場が見えたときは、「バンザイ!」といった気分だったでしょう。登り始めて、1時間がたっていました。バッチリ、予定どおりです。

みんなで集合写真におさまった後は、展望台から眼下に広がる景色を楽しむ、といったところですが、視界はかすんでほとんど遠くは見通せませんでした。早々にあきらめて、風車の展望台のある島の北端に向かって下山を開始しました。

階段の急な上りから解放され、おまけに歩きやすい舗装道路の下りということで、まるで新幹線のような速さ。会話もあちらこちらで弾んでいました。遠くに風車展望台も見える。ほどなく風の峠に到着です。

ここからはゆるやかに登り返します。膝に負担がかからない分、風の峠までの下りより、むしろ気持ちよく歩ける感じでした。しばらく歩き、牧場の手前で思わぬものが私たちを歓迎してくれました。丘いっぱいに咲き誇るコスモスです。 思わず歓声をあげたり、スマートフォンで撮影したり・・・・・。しっかり、このコスモスをバックに集合写真も撮りました。花といえば、島のあちこちでツワブキが黄色い花を咲かせていました。見事な群生地もあったりして、宗像大島はツワブキの島ともいえそうです。

12時15分、第2次世界大戦中、大砲が据えられていたという砲台跡に到着。なだらかな下りの草原で、ここで昼食にします。空は曇り、風も少しある。汗ばんだ身体が肌寒い。まずは寒さ対策から。 特製さざえ弁当もみんなの手に渡ります。前回来たときのさざえ弁当が貧弱だったので、今度は奮発しましたよ。おいしいおかずもたくさんあり、食べきれなくて、残りを持ち帰った人もいたようです。 カップスープも冷えた身体を温めてくれました。加えて、目の前に広がる玄界灘と突端の風車の絶景。みんな大満足の昼食となりました。

昼食後、もうちょっと足を延ばし、岩に砕ける玄界灘の白波を眺めんと、風車展望台へ。その途中、山グミの見かけたゲスト参加の女性、これを手折って、その実をみんなの口へ。ちょっと酸っぱかった? そうこうするうちに、空からポツリポツリと冷たいものが落ちてきはじめました。何、雨?!。日中は降らない予報だったのに。四の五のいっても始まらない。眺めを楽しむのは早々に切り上げて、次の目的地沖津宮遥拝所に向かうことにしましょう。

砲台跡まで歩いてきた道を引き返す。雨は少し強くなってきた気もするが、まだ道が濡れるほどではない。途中から山道に分岐します。この道は第2次大戦中の軍道だった跡らしい。兵隊さんが軍靴の音も高く、大砲の弾でも運んでいたか。ともかくこの道を行けば、遥拝所まで近道で行けます。 山道は積み重なった枯れ葉や枯れ枝、小さな石ころが散乱し、歩きやすい道とはいえない。しかしずっとなだらかな下りで身体は楽でした。雨は木立の中で、気にならなくなった。30分くらい下ったでしょうか。木立を抜け、遥拝所に向かう車道に合流します。やはり、雨は降り続いています。幸い、まだそれほど強い雨ではありません。

世界遺産の構成資産のひとつ、沖津宮遥拝所に到着しました。お賽銭も差し上げまして、まずはみんなでお参りです。なにをお願いしましたか?もちろん、雨が早く上がりますように、ですね。予定ではここでしばらくゆっくりして、というところですが、みんなが雨支度を固め直したところで、渡船ターミナルに向けて出発しました。

渡船ターミナルまでは2kmばかりの車道歩きです。雨も気になるほどの強さではないし、腹を決めて、のんびりと歩きます。植物を楽しむ会に入っておられるというゲスト参加の方に、途中で見かけた植物をいろいろと教えてもらいながら。ママコノシリヌグイって、どんな花?オオイヌノフグリなんてかわいそうな名前の花もありますよ。 みんなでワイワイ歩くうちに、いつしか雨は上がったようです。よかったですね。フェリーの出港時間までまだ余裕があるようです。港に近づき、赤い鳥居と海に浮かぶバックの小島が美しい、夢の小夜島なる景勝地を前にひと休みしました。干潮時には島には歩いて渡れるらしく、カップルで鳥居をくぐれば結ばれるというパワースポットらしいが、もはや、われわれには関係ないか。

弁当をお願いした港の売店「さよしま」にも立ち寄り、気になったものがあれば、お土産を買ったりしてから、渡船ターミナルに帰り着きました。歩数計を見ると、1万7千歩くらいを示しているそうです。みなさん、よく歩きましたね。これから家に帰り着くまで、船や車が連れて帰ってくれます、ご安心を。ベンチに座って、船の出港を待つうち、少々眠くなってもきました。

早朝から出発し、直方まで帰り着く前には、すっかり暗くなっていました。みなさん、大変お疲れ様でした。でも楽しい島歩きでしたね。雨も大したことはなくてよかったです。なんでも直方では夕方、強い雨が降り、洗濯物の取り込みに大騒ぎしたとか。ごれが逆だったらと思うと、ぞっとしますね。

さあ、来月はもちつき大会です。わいわい騒ぎながらもちをついて、雑煮やぜんざいも楽しみましょう。
みんなそろって顔合わせ、よろしく! 拝殿前の長い石段をゆっくり登る 神前で手を合わせて、神のお護りを
小さな鳥居をくぐり、登山の始まりです 急な上りを息を切らせながら進む ちょっとひと休みしていきましょう
まだ先は長い、がんばれ、がんばれ こんな快適な道も少しありました 山頂を目前に笑みが思わずこぼれて
車道の下り、歩きもおしゃべりも快調 ルンルン気分で歩いています 鮮やかなコスモスの出迎えにニッコリ
昼食ポイントの砲台跡に到着しました スープ作り中です、湯をかけるだけの 弁当もお飲み物も大変おいしかった
風車展望台で山グミの試食中です 兵士達の声が聞こえる?旧軍道です 土砂降りでもOKなような雨支度です
雨は気にならない、港までのんびりと 若者たちのパワースポット夢の小夜島 港の土産物屋で座り込む、ああ疲れた
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