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・日時
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平成29年 6月18日
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・参加者
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15名 (うち障がい者2名、子ども0名)
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・天候
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晴れ
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・コース
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福智町赤池支所駐車場 8:50 →
嘉麻市梅林公園駐車場 9:25 → 安国寺参拝 →
登山開始 10:05 → 白馬山 10:50 →
大法山 11:20 →
展望台(昼食 11:45〜12:30) →
鬼子母神堂 13:00 → 梅林公園駐車場 13:50 →
赤池 14:30(解散)
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梅雨入りしているというのに、今月の例会も晴天にめぐまれました。これで今年の山登り例会は、4ケ月連続で雨天中止がありません。こんなことは会の創立以来
2回目。最近では平成22年、奇しくも来月行く予定の瀬板の森公園に行った年でした。何かの因縁でしょうか。
型どおり、顔合わせ、準備体操をすませ、登山開始というところですが、ちょっと寄り道。安国寺の小さなお堂にお参りしていきましょう。またこの地に生まれた明治の
大横綱、不知火光五郎の墓の前では、不知火型土俵入りなど、相撲談義に花が咲いていました。
梅林公園の横を抜けて山道へ。いきなりの急坂が待っています。まだ身体が慣れておらずきつく感じます。しばらく進むと、大きな岩の下に、安国寺奥の院の小さな
祠が鎮座しています。
このあたりは手付かずの原生林です。ムクロジとバクチノキという、県指定天然記念物のめずらしい木も見ることができました。説明版の読み上げを聞きながら、みんな
納得の様子。なるほど。樹皮の剥がれたバクチノキの様子が、博打に負けて身ぐるみ剥がされたところに似ているということか。ムクロジの幹の根元に、人ひとり
入れそうな大きな穴があるのも、めずらしい眺めでした。
偽木の階段ばかりの急登が続く。縦走路に出るまでとわかっていながら、それが遠い。登れど登れど、着かない。おまけに風がそよとも吹かず、暑く感じること
おびただしい。ただ、今日のルート全体をとおしてでですが、木々に日差しが遮られているのが救いでした。こうして四苦八苦しつつ、縦走路出てほっとひといきです。
すぐ近くの白馬山山頂で、お決まりの集合写真です。日差しがみなさんに当たらない位置で撮影しましたが、カメラを通して見れば・・・。女性のみなさんは、
女神のように光り輝いていますが、後ろに控える男性陣は薄暗く写ってしまいました。ごめんなさーい。
縦走路は、おおまかにいうと、大法山までが下り、展望台までは上り返すことになります。しかし、上りも大した坂ではありませんから、気持ちよく歩けましたね。
ただ、白馬山、大法山ともに、山頂からの眺めがまったくなかったのが残念でした。大法山山頂での集合写真も手早くすませて、先に進みます。
少し行くと、法華経ケ峰と呼ばれるところがあります。大きな岩が折り重なり、下の方が潜り抜けられるようになっています。さあ、ひとりずつ潜り込んで進みますよ。
どなたもスリムな体型ですから、難なく通過できました。岩のトンネルを出たところで、はい、ポーズ。パチリ。
隣り合うように、垂直にそそり立つ大きな岩に、鎖がぶらさがっています。今は階段状の橋が渡してありますが、かつては岩登りで進んでいたんでしょうか。「誰か登る人は
いる?」。冗談話で声をかけたら、「よし、オレが」と手を上げたのが松尾君。マジ?大丈夫?まわりはヒヤヒヤドキドキ。それをよそに、スルスルとまでは
いわないけれど、何とか登りきって、ほっとひと安心の大拍手でした。それにしても、若さっていいね、うらやましいな、ねえ、ご同輩。
縦走路を上り返し、最後の急坂を登ると、昼食ポイントの展望台に到着です。一転して、夏の日差しが照りつけています。少ない木陰を選んで、昼食にしましょう。
会で作る副食は、お湯をかけると出来上がりの「ふんわり卵スープ」。インスタントですが、ベーコンやルッコラを追加して、それなりの見栄えになりました。汗をたっぷり
かいた身体に、ほどよい塩味がおいしかったです。
昼食が終わったころ、イオンの黄色いレシートキャンペーンについて、次のお願いをしました。来年から、贈呈式参加の有無と贈呈額の多い(支持が多い)団体という
基準で登録団体を選考するとのこと。できるかぎり、毎月11日のキャンペーン実施日に直方イオンで買い物して、「やまぼうしの会」のボックスにレシートを投函して
ください。会運営上の貴重な財源で、登録を外されたら大きな痛手になります。
食後のコーヒーを楽しんだ後、下山を開始しました。下りは別ルート、鬼子母神堂を経て麓をめざすことにします。下りはじめは、ヤブコギのところもわずかありましたが、
まあまあ。しかし、鬼子母神堂手前の、大小の岩が露出した道には難渋しましたね。そろりそろりと下って、お堂に着いたときには、ほっとしました。そのすぐ下にある
東屋からは林道から最後はふもとの一般道へ。それぞれにおしゃべりを楽しみながら、梅林公園の駐車場に帰り着きました。
今月の山は低山ながら、急登、けわしい岩道。一転して、気持ちのいい縦走路や林道と、変化に富んでいました。また、岩くぐりやバクチノキなど、めずらしい木々との
出会い。いろんなことも経験して、楽しい例会となりました。標高にしては、登りごたえのある山とも感じました。みなさんの感想はいかがでしょうか。
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