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・日時
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平成29年4月16日
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・参加者
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13名 (うち障がい者3名、子ども0名)
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・天候
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晴れ
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・コース
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福智町赤池支所 9:00 → 苅田町南原登山口 10:10 →
登山開始 10:30 → 高城山山頂・昼食11:30〜12:30 →
下山開始 12:35 →南原登山口駐車場 13:25 →
福智町赤池支所駐車場 14:30
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3月に続いて今月も、天気の心配はまったくせずに当日を迎えました(前日午後ののやや強い雨で、登山道のコンディションを懸念した方はいらしたようですが)。
ただ、登山口に車を走らせる時点では、霧が低くたれこめる感じで、雨の心配はないものの、なんともすっきりしない空模様でした。そんな中、南原登山口に
集まったのは13名。勤務や風邪などの体調不良で、やや少人数の例会となってしまいました。
さて、顔合わせ、副会長あいさつ、準備体操と、型どおりに終わって、山頂めざして出発です。高城山は5年前以来の再訪です。今回の参加者のうち、ほぼ半分の方が
登っていますね。
ちょうど時期も同じ4月。そのときは、登りはじめてすぐの、「千本桜」にはまだ多くのピンクや白の花びらが残り、ハラハラと散る桜吹雪も。最高の風情でした。今回も
それを期待していました。しかし、桜はほとんど散って、ところどころに八重桜が淡いピンクの花を咲かせているだけ。残念、無念といったところです。気を取りなおして
山頂に向かいましょう。
ここから先がきつい山旅となりました。まず待ちかまえていたのが、ゴロ石ばかりが堆積したかのような道です。足元が不規則、不安定だし、滑りやすい。歩きにくいこと、
おびただしい。一歩一歩、慎重に足を運びました。距離的には短かったのが救いでした。通り過ぎて、ほっとひといき。
それもつかの間、今度は、半端じゃない、急勾配の上り。これがほぼ山頂まで続きます。加えて、ときどき現れる段差が、足が上がるかと思うほど高いものも多い。
「この前、来たときにはこんなにたくさん段差はなかった」。「私がたくさん作ってあげたのよ」。こんな会話も聞こえてきましたが、私を含め、前回参加者の正直な
感想ではなかったでしょうか。
そんな山道と格闘する私たちを、追い討ちするように苦しめたのが、暑さでした。朝から今年最高と思うほど気温が上がりました。おまけに、風がそよとも吹いて
くれません。冗談じゃなくて、額から滝のように汗がしたたるよう。こまめに休憩して、のどをうるおす水が本当においしい。
かくするうちに、ほぼ1時間で山頂に到着しました。前回とほぼ同じですね。集合写真におさまったあとは、お楽しみの昼食です。さっそく、特製の、というか我流の
団子汁作りが始まります。下ごしらえも終わっていますから、短時間でできたようです。みんなの食事のペースにも合いましたね。味はいかがでしたか。ベテランシェフが
何人も味見したんですから、よかったに決まってますよね。春の気持ちのよい日差しの下で、のんびりと、食後のコーヒーまで楽しむことができました。
さあ下山を開始しましょう。この山の急坂は、上りとはまた違った様子で私たちに試練を与えてくれました。赤土のうえに、前日の雨で滑りやすくなっています。滑って
転んだ人も、ズルッと滑って、ヒヤッとした人も。段差の高い下りがまた難物でしたね。ポイント、ポイントではみんなそろりそろりと、下っていきました。ゴロ石の
道を抜け、「千本杉」が見える、青空の下に出たときには、救われたような気分でしたね。1時間たらずで、南原登山口に帰り着く。
皆さんの今回の登山の感想は、いかがだったでしょうか。前回の実績報告にも書いたようですが、「結構骨のある山」といったところでしょうか。私個人の感想で
恐縮ですが、「上りも下りも、前回以上にきつく感じた。これが5年という年月の経過ということか」。そんな思いをされた方も、おられるかもしれませんね。
(追記)先月の例会報告でもふれましたが、遠見岳下山後、有志で福智山ろく花公園に向かいました。我々が苗木を植えた匂い桜「春めき」が、きれいに花を咲かせて
いるということで、その成長ぶりを、鼻で、手で、目で実感するためです。これに同行した吉永さんが、感想記を寄せてくれました。以下の写真の次に掲載して
います。
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