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山田緑地集合写真
山田緑地自然観察
・日時 平成21年10月18日
・参加者 22名
(うち障がい者9名、子ども1名)
・天候 晴れ
・コース 直方・国土交通省下駐車場(8:30) → 山田緑地(9:45) →
園内散策(10:00〜12:00) → 昼食(12:00〜14:00) → 直方
暑くもなく寒くもなく気持ちよく晴れた秋の一日でした。
山田緑地の訪問は今回で3回目になります。今回も含め前回・前々回も、その季節なりに好天に恵まれ、楽しい一日を過ごすことができました。 「やまぼうしの会」と「山田緑地」の相性はよいのでしょうね。
今回は、新人の方3名(健常者2名・障がい者1名)と、みんなが復帰を待っている元会員2名の方の参加がありました。新人の方には、健常者と障がい者の 人数バランスから、早々にサポートをしていただき、神経を使われたと思います。ありがとうございました。でも、新しい力です。 頼もしく期待しています。

今回は、山田緑地のボランティアガイドの森本さんの案内で、一番奥にある「トンボの池」(往復約4km)をめざします。森の家(本部棟)を出てすぐに、 近くの半分ほど紅葉したヤマボウシの実の確認をされましたが、鳥に食べられて残っていないと残念そうでした。会がガイドを申し込んだ時から 「やまぼうし」のことを気にかけていただいていたのでしょうね。

いつもの山登りとは異なり、誰でも参加できる簡単コースです。普段の例会には無理な体力の弱い方々も、「森のゲート」「森の池」とクリアーして、 全員無事に最終目的地の「トンボの池」に着きました。
山田緑地の道はよく整備されていて、ゆるやかな登りでアップダウンも少なく、視覚障がい者方にも無理なく歩け、サポートする方も楽です。

名前も知らない秋の草花があちこちに咲き、虫の声が遠くに響き、「トンボの池」では、真っ赤なナツアカネがみんなの帽子にとまって歓迎してくれました。 今回も出たそうですね、あの長いヤツ、前回は黒、今回は茶色だったそうですね。冬眠を一休みして、私たちの歓迎のために姿を見せたんでしょうか。
ガイドの方の説明をどの位覚えていますか?ドングリの話、イチゴの話、マキの木の話などなど、「全部は無理ですが、なにかひとつ覚えて帰ってください」と いうやさしい言葉。あなたの「ひとつ」は何だったでしょう。

昼食は青空の下、芝生広場でいただきました。あれだけ広いとたくさんの方々が来られていても、ゆっくりと過ごすことができました。また、今回は ウィンドブレーカーの出番が随所にありました。
障がい者にやさしく、企画する役員にもやさしい「山田緑地」、夏・秋・冬と訪ねました。次は春ですね。
最後に、終始家族的雰囲気でガイドしていただきました「森本さん」ありがとうございました。また会える日を楽しみにしています。
久しぶりの再会、会話もはずみ 触れて実感ガマの穂、右下は穂綿 鼠の糞?ネズミモチの見に見入る
クサギの葉っぱはやはり臭かった 旧日本軍の弾薬庫の説明を聞く とんぼ池到着、疲れましたか?
悠仁様の御印、コウヤマキの葉 赤い上着が目立つ食事風景 これだけ見るとまだ夏の風景!
2回目の山田緑地散策 松田 次生
10月の例会は山田緑地。やまぼうしの会としては3回目のようですが、私は昨年夏に続いて2回目でした。前回は暑いときで少し疲れた記憶がありますが、 今回は最も気候のいいときで、森林浴が十分に楽しめて、最高の自然散策となりました。
山田緑地には珍しい植物や昆虫類が生息しているということですが、私はそれらにはあまり興味がなく、ガイドボランティアの方の話はあまり聞かずに 歩きました。しかし、そんな私でもこんなに自然のままがたくさん残されている土地が、北九州市という大都会の真ん中にあることが何か不思議な気が しました。駐車料金はまだ必要でしたが、入場料はいらなくなり、北九州市民にとっては、もってこいの憩いの場になっているのではないでしょうか。
今回はいつもの山登りと違ってほぼ平地の散策ということで参加者も多く、皆さん良き一日だったのではないでしょうか。私は少し物足りなかったので、直方に 帰ってから河川敷を走ってまた汗を流しました。
 
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